popIn AladdinやAladdin X2 Plusを使っていて、新しいX3シリーズに買い替えるなら、下取りやキャンペーンでどれだけ安くなるのか気になっている方も多いと思います。
2026年9月時点では、X3シリーズの発売に合わせて実施された既存ユーザー向けの買い替えクーポンは終了しています。
いま買い替えるなら、手元の旧機種を売ったときの手取りと新型の価格の差で考えるのが基本です。
ただし、新型が今の機種より明るいとは限らないため、差額だけでなく明るさや照明の広さ、設置の条件まで比べてから決めてください。
この記事では、買い替えキャンペーンの現状、旧機種の売り方、新型に替えて変わること、買い替え前の準備を整理します。
記事のポイント
- X3シリーズ向けの買い替えクーポンは2026年7月31日で終了
- いまは旧機種の売却の手取りと新型の価格の差で考える
- X3はX2 Plusより暗く、明るさを上げたいならX3 Laser 4K
- 売る前にアカウント情報を控えてから本体を初期化する
Aladdin Xの買い替えキャンペーンと下取りの現状
まずは、メーカーが用意してきた買い替えの施策と、いま使えるかどうかを確認します。
施策ごとに対象の機種や条件が違うため、名前だけで判断しないことが大切です。
X3シリーズの買い替えクーポンは終了している
Aladdin X3 Laser 4Kの発売に合わせて、既存ユーザー限定の「感謝還元」キャンペーンが2026年6月12日から7月31日まで実施されました。
対象は、販売終了した機種を含むAladdin Xの照明一体型プロジェクターを持っているユーザーです。
本体のシリアルナンバーと機種名を入力すると、次のクーポンが発行される仕組みでした。
- Aladdin X3 Laser 4K専用:100,000円OFF
- Aladdin X3専用:20,000円OFF
クーポンはX3シリーズにだけ使え、セール価格との併用はできない条件でした。
次の買い替えキャンペーンが行われるかどうかは、Aladdin Xの公式サイトのニュースやメールマガジンで確認できます。
Pocaシリーズの回収なし下取りも終了している
ポータブル型のPocaシリーズでも、2026年2月に「回収なし下取りキャンペーン」が実施されました。
対象は、購入金額が30,000円以上のポータブルプロジェクターを過去に買った人で、旧製品は回収しない形式でした。
クーポンの金額は、Aladdin Pocaが6,000円、Aladdin Poca Laserと専用ポータブルキット付きのセットが12,000円で、キャンペーン価格と併用できました。
2つのキャンペーンを比べると、次のような点で条件が違います。
- 対象になる旧機種の種類
- 申し込みに必要なもの
- セール価格と併用できるか
- クーポンの受け取り方や返金の方法
新しいキャンペーンが始まったときも、この4点を確認してから買い替えの計画を立ててください。
popIn Aladdin初代は有償のアップグレードが案内されている
popIn Aladdin(初代機)とZ6 Polar Meets popIn Aladdinでは、2025年8月7日以降Netflixが使えなくなりました。
搭載しているAndroid 6のOSに、Netflixの最新版が対応しなくなったためです。
メーカーは、引き続きNetflixを使いたい人向けに有償での機器アップグレードキャンペーンを用意しており、詳細はカスタマーサポートへの問い合わせで案内するとしています。
なお、popIn Aladdin(初代)とpopIn Aladdin SEは、公式のサポートページでサポート終了と表示されています。
これらの機種を使っていて見たいアプリが使えない場合は、新型への買い替えを考えるきっかけになります。
旧機種を売るときの考え方
いま使えるメーカーの下取りがない場合、買い替えの負担を減らす方法は旧機種を自分で売ることです。
売り方によって、受け取れる金額と手間が変わります。
実質の負担は新型の価格から手取りを引いて考える
買い替えにかかる実質の負担は、新型の購入価格から旧機種を売って実際に手元に残る金額を引いて考えます。
フリマアプリやオークションでは、売れた金額から販売手数料と送料が差し引かれます。
買取業者でも、送料や振込の手数料の扱いは業者によって違います。
売値の大きさではなく、手数料と送料を引いたあとの手取りで比べてください。
新型の価格は、公式ストアでAladdin X3が¥99,800(税込・2026年9月時点)、Aladdin X3 Laser 4Kが¥249,800(税込・2026年9月時点)です。
購入先ごとのセール価格やポイントの比べ方は、Aladdin Xを安く買う方法を比較した記事で整理しています。
買取業者とフリマアプリの違い
表では、自分が手間と金額のどちらを優先したいかを見てください。
| 売り方 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 買取業者(宅配・店頭) | 出品や購入者とのやり取りをせずに早く手放したい人 | 業者によって査定額が違い、プロジェクターに詳しくない店では低くなることがある |
| フリマアプリ・オークション | 手間をかけても手取りを増やしたい人 | 出品、梱包、発送、購入後の問い合わせへの対応を自分で行う |
買取価格は、機種、新品未開封か中古か、状態、付属品の有無、時期によって変わります。
買取業者に売る場合は、1社だけで決めず、複数の業者で見積もりを取ってから比べてください。
査定で見られやすいポイント
プロジェクターは、見た目の傷だけでなく、映像や動作の状態も査定に影響します。
売る前に、次の点を確認しておくと査定の話がスムーズです。
- 映像に白い点や色のむらが出ていないか
- 冷却ファンから異音がしないか
- 照明が点灯し、明るさを調整できるか
- リモコン、シェード、引掛シーリング用専用アダプターがそろっているか
- 元の箱や緩衝材が残っているか
リモコンやアダプターをなくしている場合は、機種によって公式サイトで付属品を購入できます。
宅配買取では、梱包の方法や箱の扱いにも条件を設けている業者があるため、発送前に業者の案内を読んでおいてください。
新型のAladdin Xに買い替えて変わること
新しいX3シリーズは、今使っている機種のすべての性能を上回るわけではありません。
今の機種から何が良くなり、何が下がるのかを先に確かめます。
X2 PlusとX3シリーズの仕様を比べる
表では、特に明るさ、レンズの可動域、照明の広さの違いを見てください。
| 項目 | X2 Plus | X3 | X3 Laser 4K |
|---|---|---|---|
| 明るさ | 900 ANSIルーメン | 700 ANSIルーメン | 1600 ANSIルーメン |
| 解像度 | フルHD | フルHD | 4K |
| レンズの上下可動域 | 32度 | 25度 | 32度 |
| 照明の適用畳数 | 〜8畳 | 〜8畳 | 〜14畳 |
| ストレージ | 32GB | 64GB | 64GB |
| 質量 | 4.9kg | 3.7kg | 4.3kg |
内容は2026年9月時点で公式サイトに掲載されている仕様です。
数字が上がる項目と下がる項目があるため、自分が不満を感じている項目で比べてください。
X2 PlusからX3に替えると明るさは下がる
X3の明るさは700 ANSIルーメンで、X2 Plusの900 ANSIルーメンより低くなります。
ANSIルーメンは映像の明るさを表す数値で、低いほど照明をつけた部屋や昼間の部屋では映像が見えにくくなります。
レンズの上下可動域も32度から25度に狭くなり、無線LANの規格はWi-Fi 6からWi-Fi 5に変わります。
一方で、X3にはX2 Plusより優れている点もあります。
- ストレージが32GBから64GBに増えている
- 本体が4.9kgから3.7kgに軽くなっている
- 定格消費電力が160Wから131Wに下がっている
明るさに不満がないX2 Plusのユーザーにとっては、X3への買い替えは画質の向上を目的にするものではないと考えてください。
明るさと解像度を上げたいならX3 Laser 4K
X3 Laser 4Kは、光源に3色レーザーを使い、明るさは1600 ANSIルーメンです。
メーカーは、X2 Plusと比べて明るさが77.8%、解像度が4倍に上がったと案内しています。
レンズの上下可動域はX2 Plusと同じ32度で、照明は14畳まで対応します。
X2 Plusから明るさと画質をはっきり上げたいなら、X3ではなくX3 Laser 4Kが比較の対象になります。
価格や弱点を含めた詳しい評価は、Aladdin X3 Laser 4Kの価格と弱点を検証した記事で解説しています。
X2 LightからX3に替えると照明の範囲が狭くなる
X2 Lightは、照明が最大5,500lmで14畳まで対応する機種です。
X3の照明は最大3,800lmで8畳までのため、広いリビングで使っている場合は部屋が暗く感じる可能性があります。
映像の明るさはどちらも700 ANSIルーメンで、X3に替えても明るさは変わりません。
その代わり、レンズの上下可動域が19度から25度に広がり、ストレージが32GBから64GBに増え、本体は4.7kgから3.7kgに軽くなります。
X2 Lightから照明の広さを保ったまま買い替えるなら、14畳に対応するX3 Laser 4Kを検討してください。
買い替えを決める前に確認すること
最後に、買い替えで後悔しないための確認と、旧機種を手放す前の準備をまとめます。
売る順番を間違えると、アカウント情報を失ったり、取り外しで本体を落としたりするおそれがあります。
今の不満が新型で解消するかを確かめる
買い替えを考えたきっかけの不満が、新型で本当に解消するかを確かめてください。
よくある不満と、比べるべき項目は次のとおりです。
- 昼間や照明をつけた部屋で映像が見えにくい:映像の明るさ
- 画面の位置が低すぎる、高すぎる:レンズの上下可動域
- 部屋全体が暗い:照明の適用畳数
- 見たい動画配信サービスが使えない:搭載しているアプリ
今の不満ごとに、X3とX3 Laser 4Kのどちらで解消しやすいかを整理すると次のようになります。

画面の大きさは壁までの距離で決まり、メーカーの案内ではX3が約1.64mで80インチ、X3 Laser 4Kが約1.77mで100インチです。
今と同じ場所に取り付けるなら、壁までの距離で欲しい大きさになるかも確認しておきましょう。
ほかの機種まで含めて選び直したい場合は、Aladdin Xの全機種を比較した記事が参考になります。
不満が新型で解消すると分かったら、公式サイトで最新の価格とキャンペーンの有無を確かめてから購入を決めてください。
\ 買い替え先の価格と仕様をチェック /
売る前に本体を初期化する
旧機種を売ったり譲ったりする前に、本体を工場出荷時の状態に戻します。
初期化すると保存されているデータと設定がすべて消えるため、先に次の情報を控えておいてください。
- Aladdin ID
- テレビアプリのDiXiM Playを使っている場合はプレゼントコード
- ログインしているアプリのアカウント情報
公式のFAQでは、リモコンで初期化する手順が次のように案内されています。
- ホーム画面から「システム環境設定」を開く
- 「その他の設定」を選ぶ
- 「リセット」を選ぶ
- 「工場出荷時の状態に戻す」を選ぶ
リモコンが使えない場合は、本体背面のボタンを10秒間長押しして初期化できます。
長押しするボタンの位置は機種によって違い、popIn Aladdin SEと初代はシリコンカバーを外してから電源ボタンを押します。
メニューの名前は機種やソフトウェアの更新で変わる場合があるため、見当たらないときは機種ごとの取扱説明書を確認してください。
天井から取り外すときは本体の落下に注意する
初期化が終わったら、電源を切ってから天井の本体を取り外します。
本体を片手でしっかり支えながら、取扱説明書の手順に沿って専用アダプターから外してください。
本体は数kgあるため、ぐらつく椅子ではなく安定した踏み台を使い、できれば2人で作業してください。
新型を取り付けるときは、天井の配線器具が対応しているかを取扱説明書で確認し、不安がある場合は電気工事店などの施工業者に相談すると安心です。
Aladdin Xの買い替えに関するよくある質問
本体のシリアルナンバーはどこで確認できますか?
画面の「システム環境設定」から「システム」の「ログ機能」を開くと、機器シリアル番号を確認できます。
電源を切ってシェードを外した内部のLEDパネル付近のラベルや、外箱の側面のバーコードラベルにも記載されています。
買い替えクーポンは家族や知人に譲れますか?
2026年6月から7月の感謝還元キャンペーンでは、譲渡や転売は禁止されていました。
クーポンは本人だけが1回限り使える条件だったため、同じような施策があった場合も利用条件を確認してください。
popIn Aladdin 2はまだサポートを受けられますか?
公式のサポートページでは、popIn Aladdin 2は生産終了と表示されていますが、サポート終了の表示はありません。
取扱説明書やFAQが公開されており、リモコンやシェード、アダプターなどの付属品も購入できます。
X3シリーズの保証期間は何年ですか?
Aladdin X3とAladdin X3 Laser 4Kは、製品ページで2年間の保証が案内されています。
保証を受けるには購入証明が必要とされているため、レシートや注文完了のメールを保管しておいてください。
Aladdin Xの買い替えのまとめ
X3シリーズの発売に合わせた既存ユーザー向けの買い替えクーポンと、Pocaシリーズの回収なし下取りは、どちらも終了しています。
いま買い替えるなら、新型の価格から旧機種を売った手取りを引いた金額で負担を考えてください。
X3はX2 Plusより映像が暗く、X2 Lightより照明の範囲が狭いため、明るさや照明の広さを保ちたいならX3 Laser 4Kが比較の対象です。
旧機種を手放す前には、アカウント情報を控えてから初期化し、本体を支えながら安全に取り外してください。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。


