TITAN Noirの日本での販売が近づき、Max・Pro・無印のどれを選ぶか、いつ買うかで迷っていませんか。
3機種は光学系や端子の多くが共通で、違いは主に明るさ・コントラスト・消費電力・重さ・価格です。
日本の価格や保証がまだ出ていない今は、Maxに決め打ちせず、部屋の明るさ・設置・ゲーム・予算からProと無印まで比べるのが現実的です。
Makuakeの割引も、仕様・保証・届く時期がそろってから判断してください。
記事のポイント
- 3機種の差は明るさ・コントラスト・重さ・価格に集中している
- 日本で発売済みのTITANとTITAN Noirは別の製品
- 日本の価格・保証・届く時期は2026年9月13日時点で未発表
- Makuakeの割引は条件が出そろってから比べる
XGIMI TITAN Noir Max・Pro・無印の違い
まず、3機種で数値が違う項目を表で確認します。
数値はXGIMIの海外公式サイトに載っている仕様です。
| 項目 | TITAN Noir | TITAN Noir Pro | TITAN Noir Max |
|---|---|---|---|
| 明るさ | 4,800 ISOルーメン | 6,000 ISOルーメン | 7,000 ISOルーメン |
| ネイティブコントラスト | 最大7,000:1 | 最大8,000:1 | 最大10,000:1 |
| 最大消費電力 | 300W以下 | 300W以下 | 360W以下 |
| 本体の重さ | 約7.5kg | 約7.6kg | 約8.1kg |
| 米国の定価 | $3,999 | $4,999 | $5,999 |
この表以外の主な仕様は、3機種で共通です。
- 4K(3840×2160)の解像度と3色のレーザー光源
- 投写比0.98〜2.0:1の光学ズーム
- 垂直±130%・水平±50%のレンズシフト
- Dolby Vision・HDR10+・IMAX Enhancedへの対応
- フルHDで最大240Hzまでのゲーム信号
- HDMI端子3つ(HDMI1はeARC対応)
つまり、上位モデルで増えるのは機能ではなく明るさと黒の深さです。
どれを選ぶかは、その差を自分の部屋で活かせるかどうかで決まります。
日本で発売済みのTITANとTITAN Noirは別の製品
名前が似ているため、日本で先に発売された「TITAN」とTITAN Noirの無印を同じものと考えてしまいがちです。
TITANは0.78インチの大型DMDを使う5,000 ISOルーメンの機種で、XGIMI公式サイトでは¥698,000(税込・2026年9月時点)で販売されています。
TITAN Noirは0.47インチDMDに、光の量を調整する絞りを2つ備えたデュアルアイリスを組み合わせたシリーズです。
XGIMIのタイタンのレビューを探すと旧TITANの評価も混ざるため、TITAN Noirの評価としてそのまま読まないようにしてください。
TITAN Noirの海外レビューはMaxに集中していて、Proと無印を同じ条件で測った比較はまだ少ない状況です。
日本ですぐに買える機種の価格と保証は、XGIMI公式サイトで確認できます。
発売を待たずに4Kの据え置き機を選ぶ場合は、HORIZON 20シリーズ3機種の違いをまとめた記事も比較の材料になります。
明るさとコントラストで3機種を選び分ける
3機種の差がいちばん出るのは、映像の明るさと黒の見え方です。
部屋を暗くできるかで明るさを決める
明るさの差が効いてくるのは、窓からの光や照明が画面に当たる部屋です。
海外の評価サイトでは、Maxは明るい部屋でも映像が白っぽくなりにくいと評価されています。
昼間のリビングで使う人や、大きな画面に映したい人ほど、ProやMaxの明るさが役に立ちます。
反対に、遮光カーテンで暗くできる部屋なら明るさの差は出にくく、無印やProでも十分に候補になると考えられます。
部屋の遮光と必要な明るさの関係は、プロジェクターを昼間に使う条件を解説した記事で詳しく説明しています。
コントラストの数字は設定で変わる
表のネイティブコントラストは、絞りの値や投写比などをメーカーが決めた条件にそろえて測った数値です。
海外の専門メディアがMaxを測った結果では、設定や絞りの使い方によって約2,200:1から20,000:1を超えるところまで値が変わりました。
別の測定では、絞りを閉じて黒を深くすると、明るさが大きく下がることも報告されています。
つまり、黒の深さと明るさは同時に最大にはできないと考えておく必要があります。
明るさの実測では、Maxで約4,022 ANSIルーメンという結果もあります。
ただしISOルーメンとANSIルーメンは測り方が違うため、7,000 ISOルーメンがそのままANSIで何ルーメンになると換算することはできません。
表記の違いについては、プロジェクターのルーメンの目安を解説した記事で整理しています。
レンズシフトの数字だけで置き場所を決めない
3機種とも垂直±130%・水平±50%のレンズシフトを備え、本体を動かさずに画面の位置をずらせます。
台形補正と違って映像を削らずに位置を合わせられるため、棚の上や部屋の端から映す設置と相性がよい機能です。
ただし、この数値はXGIMI独自の基準で示した可動域です。
縦と横を同時に最大まで動かすことはできず、ズームの位置によっても動かせる幅が狭くなります。

海外では、Proを購入したものの設置条件と合わずに使えなかったという利用者の報告もあります。
買う前に、次の点を実際に測っておくと安心です。
- 本体を置く位置からスクリーンまでの距離
- レンズの高さとスクリーンの中心の高さの差
- 本体とスクリーンの中心の左右のずれ
- 約8kgの本体を載せられる台の広さと強度
天井に取り付ける場合は、金具と天井の耐荷重を確認し、不安があれば施工業者に依頼してください。
距離の測り方は、プロジェクターの投影距離と計算のしかたの記事で解説しています。
ゲームで使うなら3機種の差は小さい
ゲームに関わる仕様は、3機種で共通です。
公称の入力遅延は、ゲームモードで自動台形補正をオフにした状態で、フルHD・240Hzが1ms、フルHD・120Hzが2.2ms、4K・60Hzが3msです。
4Kで遊ぶ場合は60Hzまでで、120Hz以上で遊ぶときはフルHDになります。
そのため、ゲームのためだけにMaxを選ぶ理由は少なく、明るさと予算で決めて問題ありません。
海外のレビューでは、設定項目が多いことや、デジタルの台形補正を使うと画質の面で不利になりやすいことも指摘されています。
HDMI 2.1と書いている資料もありますが、公式の仕様表ではHDMIの規格の世代は明記されていません。
ゲーム機をつなぐ前提なら、日本版の仕様が公開された時点でHDMIの規格も確認してください。
ほかの機種と遅延を比べたい場合は、ゲーム用プロジェクターを入力遅延で選ぶ記事が参考になります。
本体にOSがないため配信を見る機器が別に必要
海外公式サイトの現在の仕様では、3機種とも本体にOSを搭載していないと明記されています。
発表時の案内にはGoogle TVの記述が残っていましたが、販売中の製品の仕様を優先して考えるのが妥当です。
Netflixなどの動画配信を見るには、ストリーミング機器やレコーダーをHDMIでつなぐ必要があります。
日本版の仕様が同じかどうかは、国内の製品ページが公開された時点で確認してください。
ストリーミング機器のつなぎ方と給電の注意点は、プロジェクターでファイヤースティックを使う手順の記事にまとめています。
4KとDolby Visionの映像を配信で見るなら、Fire TV Stick 4Kのように4K出力に対応した機器を用意しておくと準備が早く済みます。
\ OSのない本体に配信アプリを足す /
予算で見る3機種の価格差
日本の価格はまだ発表されていないため、ここでは海外での価格の動きから考え方を整理します。
海外の価格は発売後すでに下がっている
米国の定価は、無印が$3,999、Proが$4,999、Maxが$5,999です。
2026年9月時点の米国の公式ストアでは、無印が$3,299、Proが$4,249で販売され、Maxは$5,999のままです。
TITAN NoirのKickstarterでは6,178人から$19,372,823が集まり、先行価格は無印$2,499、Pro $2,699、Max $2,999でした。
Kickstarterは2026年6月に終了しているため、この先行価格ではもう買えません。
日本の価格は為替・税・販売条件で変わるため、ドルの価格を円に直しただけでは国内価格の目安にならない点にも注意が必要です。
Maxに決める前に差額の使い道を考える
米国の定価で比べると、Maxと無印の差は$2,000あります。
この差額に見合うのは、明るい部屋で見る、大きな画面に映す、黒の深さまでこだわるといった使い方です。
暗くできる部屋で使うなら、ProやMaxの明るさを使い切れない場合があります。
その場合は無印やProを選び、浮いた予算をスクリーンや音響に回すほうが満足度は上がりやすいと考えられます。
価格の高い機種に何の費用がかかっているのかは、高級プロジェクターの価格差を解説した記事で整理しています。
日本で買うタイミングはMakuakeの条件がそろってから
日本での買い時は、発表されている情報と、まだ出ていない情報を分けて考えると判断しやすくなります。
2026年9月13日時点で分かっていること
XGIMIは2026年8月17日に、3機種を9月中旬からMakuakeで先行販売すると発表しました。
9月13日時点で日本の公式ページは「近日公開」のままで、日本の価格・開始日時・保証期間・届く時期は発表されていません。
XGIMIは、公式LINEの友だち追加かメールアドレスの登録をした人にクーポンを配ると案内しています。
日本のアフターサービスポリシーの保証期間の一覧にも、TITAN Noirはまだ載っていません。
米国では24か月の保証が案内されていますが、日本版も同じ期間になるかは分かっていません。
クーポンの登録や公開の案内は、XGIMI公式サイトから確認できます。
\ 日本の販売条件が出たらすぐ比べる /
Makuakeで申し込む前に確認すること
Makuakeのページが公開されたら、申し込む前に次の条件を確認してください。
- モデルごとの価格と、割引の元になっている価格
- クーポンをMakuakeの価格と併用できるか
- 届く予定の月
- 保証の期間と問い合わせ先
- キャンセルや返金の条件
割引率が大きく見えても、元になる価格が分からなければ実際にいくら安いのかは判断できません。
海外では、一部の利用者からファンの音やソフトウェアの修正予定についての報告が出ていますが、公式の更新履歴では確認できていません。
初期の不具合が気になる人は、国内で出荷が始まり、日本の利用者の評価や更新情報が出てから買う選択もあります。
日本で買う流れを時期ごとに並べると、確認することは次のように変わります。

海外版を個人輸入する場合の注意
海外ではすでに一般販売されているため、米国などから買う方法も考えられます。
ただし、XGIMIの保証は最初に購入した国や地域でしか受けられません。
本体は約8kgあり、Maxは梱包した状態で15.4kgになるため、故障したときに購入した国へ送る手間と費用が大きくなります。
輸入するときは消費税などがかかり、国際送料やカードの海外事務手数料も加わります。
無線機能を使うため、日本で使える適合表示があるかどうかも確認が必要です。
保証を受けられる購入先の考え方は、XGIMIの評判と保証を調べた記事で解説しています。
XGIMI TITAN Noirに関するよくある質問
TITAN Noirはバッテリーで使えますか?
3機種ともバッテリーは内蔵しておらず、コンセントにつないで使います。
電源は外付けの電源ユニットを使う仕様です。
3Dの映像は見られますか?
海外の公式仕様では、3機種とも3Dに対応しています。
動きの速い映像を滑らかにするMEMCにも、3機種とも対応しています。
スピーカーの性能は3機種で違いますか?
スピーカーは3機種とも共通で、Harman/Kardonの12Wスピーカーを2つ搭載しています。
音の良さを理由に上位モデルを選ぶ必要はありません。
動作音はどのくらいですか?
公称値は3機種とも、本体から1m離れた位置で28dB以下です。
明るさを優先するモードではファンの回転が上がり、音が大きくなる場合があります。
Kickstarterで支援していなくても買えますか?
買えます。
海外ではすでに公式ストアなどで一般販売されていて、日本ではMakuakeでの先行販売が予定されています。
XGIMI TITAN Noirシリーズ比較のまとめ
TITAN NoirのMax・Pro・無印は、4K・レンズシフト・ゲーム性能などの多くが共通です。
違いは明るさ・コントラスト・消費電力・重さ・価格に集中しています。
明るい部屋や大画面で使うならProやMax、暗くできる部屋なら無印やProも十分な候補です。
レンズシフトは数値だけで判断せず、置き場所の距離と高さを測ってから選びましょう。
日本の価格・保証・届く時期は未発表のため、Makuakeの条件が出そろってから、割引の元の価格まで確認して判断してください。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。







